
有明セントラルタワー周辺ガイド
情報更新: 2026/8/13
有明セントラルタワーは、東京都江東区有明3-7-18にある2011年1月竣工の大規模複合ビルです。地上20階・地下1階、最高部の高さは約101mで、ガラスカーteンウォールの外観が特徴です。基準階は約750〜778坪、天井高2,800mm、床荷重500kg/㎡と仕様が高く、エレベーターは17基。高層階はオフィス、1〜2階は飲食・物販、3〜4階は総面積約3,000㎡の「ホール&カンファレンス」で、最大500名規模のイベントに対応します。ゆりかもめ東京ビッグサイト駅から徒歩4分です。
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有明セントラルタワーとは|オフィス仕様・ホール&カンファレンス・アクセスまで徹底解説
東京ビッグサイトの斜め向かいに建つ、高さ約101メートルのガラスカーテンウォールのタワー。有明セントラルタワーは、2011年竣工の比較的新しい大規模ビルで、高層階のオフィス、低層階の商業施設、そして3階・4階の大規模カンファレンスセンターという3つの機能を1棟に収めています。この記事では、オフィス移転を検討している方、会議やイベントの会場を探している方に向けて、最新の情報をもとに実務的なポイントまで踏み込んで解説します。
1. 有明セントラルタワーの概要
有明セントラルタワーは、東京都江東区有明3丁目7番18号に所在する大規模複合ビルです。竣工は2011年1月。日本を代表する国際コンベンション・ビジネスエリアである臨海副都心有明地区の、東京ビッグサイトに至近という立地にあります。
大通り沿いの角地に建つため採光性に優れ、高さ約101メートルのガラスカーテンウォールに覆われた外観は、湾岸エリアの空に映える視認性の高さを備えています。有明周辺のオフィスビルの多くが1990年代竣工であるのに対し、2011年竣工という築浅さがこのビルの明確な差別化要素です。
建物スペック
項目 | 内容 |
|---|---|
所在地 | 東京都江東区有明3-7-18 |
竣工 | 2011年1月(新耐震基準) |
規模 | 地上20階・地下1階・塔屋3階 |
高さ | 約92.7メートル(最高部約101.2メートル) |
構造 | 鉄骨造(柱CFT造)・鉄骨鉄筋コンクリート造、制震構造 |
延床面積 | 71,281.69平方メートル(21,562.71坪) |
貸室面積 | 45,569.95平方メートル(13,784.91坪) |
基準階面積 | 約750〜778坪 |
天井高 | 基準階2,800mm/3階3,200mm/4階3,200〜7,000mm(大ホール部分) |
エレベーター | 17基(低層階6基、高層階6基、非常用2基、商業店舗・コンファレンス用1基、駐車場用2基) |
駐車場 | 自走式257台(別途、荷捌車用7台) |
なお、基準階面積は情報源によって約750坪から約778坪まで表記に幅があります。契約検討時には実測値を確認してください。
2. オフィスとしてのスペック
このビルを「有明のハイスペックビル」と位置づけているのは、次の仕様です。
天井高2,800mm(基準階)
床上げ100mmのフリーアクセスフロア(OAフロア)
床荷重500kg/㎡(さらにヘビーデューティゾーンを設置)
グリッド式システム天井
セントラル空調(フロア空調)
ICカードリーダーによる入退室管理、機械警備と有人警備の併用
24時間使用可能
光ファイバー対応
洗浄機能付き暖房便座、男女別トイレ(室外)
床荷重500kg/㎡とヘビーデューティゾーンという組み合わせは、重量機器を扱う事業者にとって重要です。書庫やサーバー、実験機器、大型什器を置く前提でフロアを選べます。有明周辺の1990年代築ビルは床荷重300kg/㎡程度が標準的なので、この差は用途の幅に直結します。
グリッド式システム天井は、間仕切り変更のたびに天井を作り直す必要がないため、レイアウト変更のコストと工期を抑えられます。組織改編が頻繁な企業、フロアを分割して使う企業に向いています。
柱にCFT造(コンクリート充填鋼管)を採用した制震構造という点も、2011年竣工らしい仕様です。柱を細くできるため、同じ床面積でも有効面積を確保しやすくなります。
基準階約750坪超という規模のため、ワンフロア一括利用のほか、フロアや時期によっては分割区画も出ます。CBREの掲載例では18階778.96坪、7階210.49坪といった区画が確認でき、200坪台から700坪超まで幅のある募集が行われています。
立地の意味
近年、千代田区・中央区・港区のオフィス空室率が低下し賃料が高騰しているなかで、都心へのアクセスが良く最新設備を備えた湾岸エリアの築浅ビルは、コストと仕様のバランスで選ばれる傾向にあります。有明セントラルタワーは、まさにその文脈で検討対象になるビルです。
加えて、東京ビッグサイトが至近であることは、展示会に定期的に出展する企業にとって実務的な価値になります。搬入前の準備、会期中の拠点、商談後の社内会議。これらを本社機能と同じ場所で回せます。
3. 低層階の複合機能
このビルの特徴は、オフィス専用棟ではないという点です。
1〜2階:コンビニエンスストア、カフェ、各種飲食店
3〜4階:有明セントラルタワーホール&カンファレンス
5階以上:オフィスフロア
有明エリアは飲食店の絶対数が限られ、展示会開催日の昼どきは周辺が混雑します。館内にコンビニと飲食店が入っていることは、テナント企業にとって日常的な価値です。
4. 有明セントラルタワーホール&カンファレンス
3階と4階を占める大規模カンファレンスセンターです。運営は株式会社マグネットスタジオ。会議・セミナー・分科会などのMICE運営に適した施設として位置づけられています。
全体構成
総面積:約3,000平方メートル
会場数:大小あわせて12〜13室
3階:カンファレンスフロア
4階:ホールフロア
営業:24時間営業・年中無休
4階ホールフロア
2つのイベントホールと3つの控室で構成されています。
ホールA:約414平方メートル。200平方メートルのホワイエが付属し、懇親会や展示スペースとして使えます
ホールB:約610平方メートル。施設内で最も広く、分割利用が可能
規模としては150名から最大500名程度のイベントに対応します。フロアには自動販売機、トイレ、パントリーがあり、フロア共用部および各ホールに業務用Wi-Fiが完備されています。
ホールフロアにそれぞれホワイエスペースがあることは、待機列の形成や物販、展示に有効です。数百人規模のイベントで、参加者を屋外に並ばせずに済む構造は運営上の負担を大きく下げます。
3階カンファレンスフロア
18平方メートルから250平方メートルまで、大中小あわせて10部屋前後の会議室・ミーティングルームがあります。150名以下の規模に対応します。
特徴的な部屋として、重厚感のある「ボードルーム」(撮影場所としても利用可)、元レストランを転用した「レセプションルーム」(懇親会に適した清潔感と高級感)があります。
4階のホールを全体会場、3階の会議室を分科会会場や控室として併用するという使い方が、施設側からも推奨されています。1つの建物内で本会議と分科会を回せるため、参加者の移動負担が小さくなります。
通信・配信環境
オンライン配信を伴うイベントでは、通信環境が成否を分けます。
フレッツ光ファミリータイプ(最大1Gbps)
上り実測値90Mbps前後
インターネット単独回線の用意あり
上りの実測値を公開している点は、配信を計画する主催者にとって信頼できる情報です。映像・音響設備、配信対応、ケータリング手配など、主催者のニーズに応じたサポート体制も整えられています。
利用上の注意点
いくつか事前に知っておくべき条件があります。
館内にコインロッカーはありません(小物が入るロッカーは3階・4階に設置)。参加者向けの荷物預かりが必要な場合は、国際展示場駅や東京ビッグサイト駅のコインロッカーを案内することになります
搬入出は利用時間内が原則です。早朝・夜間の搬入出は相談が必要です
駐車料金を請求書に含められるのは「Dパーキング有明セントラルタワー」のみです。参加者の駐車券をまとめて精算したい場合は、事前に会場担当スタッフへ相談してください
火気の使用は禁止されています
撮影利用
ホール&カンファレンスは撮影会場としても提供されています。東京都のフィルムコミッション「東京ロケーションボックス」に登録されており、料金は1時間25,000円から、申込期限は2週間前です。
600平方メートルの大ホールから35平方メートルの小会議室まで、雰囲気の異なる大小13の部屋があるため、1会場で複数シーンの撮影ができます。小さい部屋を控室として使うことも可能です。会場のロケハンや素材写真の送付にも対応しています。
問い合わせは03-6457-1480(受付10時〜19時)です。
5. アクセス
ゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅:徒歩4分
ゆりかもめ「有明」駅:徒歩4〜5分
りんかい線「国際展示場」駅:徒歩5分
3駅が徒歩5分圏という条件は、有明エリアでも恵まれた部類です。ゆりかもめは新橋・豊洲方面、りんかい線は大崎・新木場方面をカバーするため、出発地に応じてルートを選べます。
主要拠点からの所要時間(タクシー等)
ホール&カンファレンスの公式サイトが示す目安です。
品川駅:約20分
銀座駅:約20分
羽田空港:約25分
東京駅:約25分
東京駅・羽田空港からはタクシーでの移動が便利と案内されています。海外や地方からの来客が多いイベントでは、この情報をそのまま案内文に転記できます。
車では首都高速湾岸線が近く、大通り沿いという立地条件です。
駐車場
ビル全体の駐車場は自走式257台(別途、荷捌車用7台)です。ホール利用者向けに案内されている「Dパーキング有明セントラルタワー」の条件は次のとおりです。
項目 | 内容 |
|---|---|
収容台数 | 214台 |
営業時間 | 24時間営業・年中無休 |
料金 | 300円/20分(最大2,800円) |
入庫制限 | 高さ2.1m/幅1.9m/最低地上高15cm |
最大料金2,800円が設定されている点は、有明エリアでは有利な条件です(有明ガーデンの駐車場は土日祝に最大料金が適用されません)。ただし高さ制限2.1メートル、最低地上高15センチという制約があるため、機材を積んだハイルーフ車や車高の低い車は入庫できません。イベント搬入で車両を使う場合は、荷捌車用スペースの利用について事前相談が必要です。
6. 有明エリアの他ビルとの比較
有明・青海エリアには紛らわしい名前のビルが集中しています。用途で整理すると選びやすくなります。
ビル | 竣工 | 規模 | 特徴 |
|---|---|---|---|
有明セントラルタワー | 2011年 | 地上20階・基準階約750〜778坪 | 築浅ハイスペック。床荷重500kg/㎡、天井高2,800mm、3〜4階に大規模カンファレンス |
有明フロンティアビル | 1996年 | A棟21階/B棟12階・基準階約295坪 | ツインタワー。ゆりかもめとデッキ直結、600㎡のアトリウム |
有明パークビル | 1999年 | ホテル棟22階/事務棟8階 | ホテル830室+レストラン街+オフィス |
有明センタービル | 1996年 | 地上7階・基準階約345坪 | 中規模。個別空調 |
タイム24ビル | 1996年 | 地上19階・1フロア約900坪 | 青海地区。無柱大空間、研修室18室、BCP発電機 |
築浅で床荷重が必要、かつ来客用の会議施設も同一棟に欲しいという要件なら有明セントラルタワー、駅直結の利便性と広い共用アトリウムなら有明フロンティアビル、宿泊を伴う来客対応なら有明パークビル、大規模研修と無柱空間ならタイム24ビル、という整理になります。
7. 検討時のチェックポイント
オフィスとして検討する場合
基準階面積の表記に幅がある(約750〜778坪)。実測値を確認
床荷重500kg/㎡とヘビーデューティゾーン。重量機器の設置計画があるなら必ず位置を確認
グリッド式システム天井でレイアウト変更のコストを抑えられる
セントラル空調(フロア空調)のため、時間外運転の申請方法と課金体系を契約前に確認
分割区画は200坪台から出ることがある。募集状況は時期により変動
東京ビッグサイトでの展示会出展が多い業種なら、本社機能との近接メリットが大きい
ホール・会議室を使う場合
4階ホールで全体会、3階会議室で分科会という併用が推奨されている
ホールAには200㎡のホワイエ付属。懇親会・展示・物販に転用可
上り実測90Mbps前後という配信環境。オンライン併用イベントでも計算できる
館内にコインロッカーはない。参加者への案内は駅のロッカーを指定
搬入出は利用時間内が原則。早朝・夜間は相談
駐車料金の請求書合算はDパーキングのみ。事前相談が必要
駐車場は高さ2.1m・幅1.9m・最低地上高15cmの制限あり
まとめ
有明セントラルタワーは、2011年竣工という築浅さ、天井高2,800mm・床荷重500kg/㎡というハイスペック、そして3階・4階の総面積約3,000平方メートルのカンファレンスセンターを併せ持つビルです。東京ビッグサイトの斜め向かいという立地は、展示会と連動したビジネスを持つ企業にとって明確な優位性になります。
押さえるべき実務ポイントは3つ。床荷重500kg/㎡とヘビーデューティゾーンという重量対応、4階ホールと3階会議室を併用する会場設計、そして駐車場の高さ制限2.1メートルと最大料金2,800円。この3点は、他の有明エリアのビルとの比較でも判断材料になります。
都心の賃料高騰が続くなかで、湾岸エリアの築浅ハイスペックビルという選択肢は、これからも検討される機会が増えていくでしょう。
※本記事の施設情報・料金は公開情報にもとづきます。募集区画や会場料金は変動するため、最新情報は各運営会社および仲介会社にご確認ください。
アクセス
住所
東京都江東区有明3丁目7−18 有明セントラルタワー
アクセス
ゆりかもめ線「東京ビッグサイト駅」より徒歩4分、りんかい線「国際展示場駅」より徒歩5分
