
東京ビッグサイトは、東京都江東区有明にある日本最大級の展示・イベント施設です。正式名称は東京国際展示場で、一般的には国際展示場としても知られています。広大な展示ホールや会議棟を備え、展示会や見本市、イベント、国際会議などが年間を通じて開催されています。有明エリアのランドマークとして、多くの来場者に利用されています。
東京ビッグサイトの
有明エリアを象徴するランドマークとして、国内外に広くその名を知られているのが東京ビッグサイト(東京国際展示場)です。江東区有明3-11-1に位置し、展示会・見本市・カンファレンス・コンサートなど多様なイベントの開催地として年間約300件ものイベントを受け入れる、国内最大の国際展示場です。
ビジネスの舞台としての知名度はもちろん、有明というまちそのものの魅力を支える中核的な存在として、地域メディアが押さえておくべき必須スポットのひとつです。
東京ビッグサイトが開業したのは1996年(平成8年)4月のことです。
バブル経済崩壊後の東京都が推進した臨海副都心開発計画の中核施設として構想され、当時の日本に求められていた「国際水準の大型展示場」の不足を補う目的で整備されました。
それまで国内最大の展示施設だった東京都立産業貿易センター(浜松町館)や晴海の国際見本市会場では対応しきれない大型国際展示会の誘致を見据え、都市博覧会の計画地跡地を活用する形で有明の地に建設されました。
開業当初は東展示棟と会議棟が先行開業し、その後の増築・改修を経て現在の形態へと拡充されてきました。
2019年から2020年にかけては東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に対応するため、プレスセンターや放送センターとして一部施設が転用され、大会終了後に展示施設としての機能を回復。国際的なメガイベントにも対応できる施設としての実績を重ねてきました。
施設名称の「ビッグサイト(Big Sight)」は、「大きな見どころ」「必見の場所」を意味する英語表現に由来しており、国際的な来場者も意識したネーミングとなっています。
東京ビッグサイトを象徴するのが、逆三角形(逆ピラミッド)型の会議棟です。4基の塔が先端を下に向けた形で聳え立つ独特のシルエットは、建設当時から「近未来的」と評され、国内外のメディアや建築関係者の注目を集めました。
この会議棟は、高さ約58.8メートル。設計は清水建設・鹿島建設・大成建設・竹中工務店・大林組による共同企業体(JV)が担当し、国際展示場にふさわしいシンボリックな外観と機能性を両立させる設計思想のもとに生み出されました。
逆三角形という構造は視覚的なインパクトだけでなく、上層階に向かうほど床面積が広くなる空間構成を生み出しており、展望レストランや大規模な会議室の収容に活用されています。
会議棟の最上部には展望レストラン「Sky Restaurant with Roof Top Garden」が設けられており、東京湾・レインボーブリッジ・お台場方面を一望できる眺望が楽しめます。展示会の参加者だけでなく、観光・デートスポットとしても人気を集めています。
展示棟側は対照的にシンプルかつ広大な無柱空間を特長としており、大型機械・車両・構造物なども搬入できる高い天井高と広いフロアを備えています。
展示会場として求められる機能美と、会議棟の彫刻的な造形美が共存する点が、東京ビッグサイトの建築的な魅力といえます。
東京ビッグサイトの施設は大きく3つの展示棟と1つの会議棟で構成されています。
東展示棟は1996年の開業当初から稼働しており、ホール1〜6を擁する基幹エリアです。大型の国際見本市や産業展示会に多く使用され、搬入用の大型車両にも対応した設備を備えています。
西展示棟はホール1〜4からなり、中規模〜大規模のイベントに幅広く対応。東展示棟と連結する構造で、大規模イベント時には両棟を一体的に使用することも可能です。
南展示棟は比較的新しいエリアで、ホール1〜6を備え、アニメ・ゲーム・ポップカルチャー系のコンシューマー向けイベントから専門商談会まで幅広く活用されています。
会議棟には大・中・小24室の会議室が整備されており、展示会との同時開催はもちろん、単独のセミナー・シンポジウム・株主総会・記者会見などにも対応しています。
主な施設スペックは以下の通りです。
項目 | 規模 |
|---|---|
展示ホール数 | 16ホール |
会議室数 | 24室 |
総展示面積 | 115,420㎡ |
年間イベント数 | 約300件 |
来場者数(年間) | 数百万人規模 |
東京ビッグサイトには、日本を代表する大規模展示会が数多く集まっています。代表的なものとして以下のようなイベントが定期的に開催されています。
年2回開催される世界最大規模の同人誌即売会。最大で数十万人規模の来場者が集まる一大イベント
IT・DX・クラウドなど最新テクノロジーの専門見本市
生活雑貨・ギフト業界最大の見本市
エンタメ・コンテンツ産業の主要イベント
ビジネス系の専門見本市から一般来場可能なカルチャーイベントまで幅広く対応しており、有明エリアへの来街動機として最も大きな存在のひとつとなっています。
東京ビッグサイトは単なる「イベント会場」という枠を超えた存在であることが見えてきます。
展示会やイベントが開催されるたびに、周辺のホテル・飲食店・コンビニエンスストア・交通機関・タクシーなどに来場者の消費が波及し、有明・台場・青海エリア全体の経済活動を活性化させています。
臨海副都心エリアの開発コンセプト「情報・国際・産業の拠点」を体現する施設として、東京ビッグサイトは有明の地価・商業集積・宿泊施設の立地にも大きく影響してきました。
東京ビッグサイトを核とした来街者の流れが、近隣の有明ガーデン、東京ガス有明パワーグリッドスタジアム(有明コロシアム)、有明テニスの森といった周辺施設とのシナジーを生み、有明全体の魅力を底上げしています。
東京ビッグサイトには、来場者の快適性を支えるさまざまな施設・サービスが整っています。
館内にはレストランやカフェ、コンビニエンスストアが複数入居しており、長時間の滞在にも対応。
フロアマップや館内案内サインも多言語対応で整備され、海外からの来場者や初来場者でも迷いにくい環境となっています。
会議棟最上部の展望レストランは、展示会開催日以外も営業しており、東京湾・レインボーブリッジを望む開放的な眺望が楽しめます。
ビジネスランチや接待、デート利用にも適しており、有明観光の立ち寄りスポットとしても価値があります。
東京ビッグサイトは、1996年の開業から約30年にわたり、有明・臨海副都心のシンボルとして日本のビジネス・文化・産業の交差点であり続けてきました。
逆三角形の会議棟が示す建築的な個性、国内最大規模を誇る展示面積、年間数百万人に及ぶ来場者数、そして地域経済への大きな波及効果——これらすべてが重なり合うことで、東京ビッグサイトは単なる大型施設を超えた「有明の象徴」としての地位を確立しています。
住所
東京都江東区有明3丁目11−1
アクセス
◼︎電車 東京ビッグサイト駅 (下車 徒歩約3分) 国際展示場駅(下車 徒歩約7分) ◼︎車 首都高速11号台場線 台場出入口 約5分 首都高速湾岸線 首都高速10号晴海線 有明出入口 豊洲出入口 約5分 首都高速湾岸線 首都高速10号晴海線 臨海副都心出入口 豊洲出入口 約5分
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